大寒から立春にかけて
- fujko umezawa
- 2018年2月9日
- 読了時間: 2分
1月の大寒から2月の立春にかけて、4ヶ所の水車をメンテナンスしました。
本当に寒かった、そして雪も降りました。
かつての時代の生活を想像し、スイッチ一つで便利な生活に改めて感謝する、
そんな時間を過ごす事が出来ました。
① 小平ふるさと村

この日は小学3年生が社会科見学で、やって来ました。
「どうやって回るの?」
メンテナンスのため、この日は水を流していませんでした。
「どうやって回ると思う?」
と問いかけると、
「お水が流れて来て流れるのかな?」

想像を膨らませて一生懸命考える姿に、ここの存在はとても大切な場所だなと感じました。
②昭和記念公園 こもれびの里
朝から雲行き怪しく、段々と雪が降り始め、
屋根を掛けて作業を行いました。

お昼にはすっかり雪景色

この日は途中で作業をやめ、立川から八王子まで3時間かかって帰りました。
(早めに帰ったので3時間で済みました。)
一週間後、改めて作業に訪れると、雪はまだ残っているものの、快晴でした☀️。

向かいの「花の丘」では、腰をかがめて作業をするボランティアの皆様。

奇麗に咲く花にはこうした土台の取り組みがあるのですね🌺
③府中郷土の森博物館
梅まつり直前。蠟梅が最後の力を振り絞って咲いていました。

今回は水の流れを調整しました。

水車小屋を少し先に行った所に、水の方向を変える堰があります。

府中郷土の森は、広大な敷地に沢山の種類の梅の花が咲きます。
さむ〜い中、春を感じに出掛けてみるのもオツですよ!

④調布市深大寺水車館
最後は、国宝で有名になった深大寺から数分の所にある、水車館。
苔に覆われた水車の洗浄から始めました。

立春を過ぎてもこの日の気温は一桁。
水を使う作業はとにかく寒い寒い…
向かいは「曼珠苑」というcafe。
この場所に水車を設置した時からお世話になっています。

西隣は「大師茶屋」というおそば屋さん。
深大寺と言えば、蕎麦。
スルスルっと喉を通って本当に美味です。

洗浄も終わり奇麗に汚れが落ちました。
多くの人が行き交う蕎麦街道にある水車。
ちょっと足を止めて眺めてもらうといいなぁと思います。

厳しい寒さの中でしたが、無事にメンテナンスが終わりました。
4ヶ所の水車は、それぞれ特徴があり、小屋の中の仕組みもどれも異なります。
良い季節に訪れると、一層情緒を味わう事が出来ると思います。
是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
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